よくお客様や、異業種の友人から
「どんどん新築の住宅が出来るけど、ずっと売れ続けるの?・・・だって人口変わらないのに」
といわれます。
とりあえず世代交代の話などをして、納得していただくのですが、私自身、新人の頃ほんとに不思議でした。
※世代交代> 父・母・息子・娘の4人家族→息子独立→結婚(住宅購入・ここで住宅がプラス1)・
娘→息子と同様(ここで住宅がプラス1)→ゆくゆく両親の住宅が不要になり、売却もしくは里帰り。
(ここで住宅マイナス1)
ただ、これから今まで通り新築が売れ続けるようには思えません。
まず少子化。
確実に新築の需要数は減っていくはずです。代わって高齢者向けのケア付き新築物件が目立ちだしました。
そして好立地用地の減少。新築のネックは既に成熟した人気駅近などで供給しづらく、まだ未発展の新駅を狙うか、
駅から離れて求めるか。数年前、企業のスリム化による駅前の古い社宅売却や、公社跡の用地整理による
新築建設も、もう落ち着いてしまいました。
今後、われわれの親世代(団塊の世代とそれ以上)の住宅の在り方が問われることになると思います。
ドーナツ化現象から都心回帰が進んでいる今、
好立地であれば息子世代が戻ってくるでしょうが、バブル時代の遠方ニュータウンに果たして働き盛りの世代が
戻ってくるのか不透明です。
成熟したニュータウンの戸建街に住まう世代がいっせいに老後を迎えています。
私は建替え事業がこれからの核になると思います。
老朽化し、入居率が下がっていく反面、立地ポテンシャルの高い物件。
建替えやリノベーションで再度、価値が見出せるようになると思います。
これらを入居者との協議を重ねながら、居住し続ける方の要望(面積・間取り…)を汲み取り、
退去される方にはそれ相応の売却金を提案し、新しい入居希望(購入希望者)を募る。
できることであれば、成熟した植栽や入居者同士のコミュニケーションは継続させて。
大変な作業量と期間を費やす為、まだまだ事業化できるような仕事ではないともよくききます。
新築産業の先が見えている今、まだ夢のまた夢ですが、いずれはこういった事業に取り組めたら・・・と考えています。