マンションは低層階だけのメリットがあります。
エレベータを使わないでよい。忘れ物をしたとき億劫でない。
夜景を楽しまなくてよい…。
そういえばタワー上層階の住民に何らかの身体障害が出たという
データを読んだことがあります。
(真偽はわかりません)
そんな低層階の私の自宅バルコニーには
数年前から、3日に一度の頻度で訪ねてくる動物がいます。
その風貌から、私が心の中で付けているあだ名はNORIKO AWAYA。
(淡屋のり子)
おそらく良家のお嬢さんだったであろう、青い瞳。
でも今は数々の戦いに勝ち抜いてきた証の
すさんだ毛並みに身をまとっています。
「なんや、あんたか…」
「けっ!」
9:1の割合で私とお隣のバルコニーを占有。
(お隣さんは尻だけが見えているのだと思いますが
それはそれで嫌かと思います)
道路でもよく会うのですが、
普通のネコは止まっているか走っているかなのに
NORIKO AWAYAは、悠然とトラのように真ん中を歩いています。
少し誇りに思う瞬間です。
はじめはあまりにも巨大な体+恐ろしい顔なので
ネコ寄らずとかいう薬剤を置いたりしていたのですが
その薬の上で寝ていた瞬間
あきらめました。
考えてみると
勝手に人間がここにマンション建てただけ。
来るものは拒まず。
私にもそんな共存の意識が芽生え
それ以来
洗濯物を取り込むときは起こさないように。
エサはやらない。(まるまる太っている)
最近では、私がNORIKO AWAYAに部屋を借りているような
錯覚を覚えます。