先日、友人の結婚式に参列しました。
いろんな販売物件でお世話になった受付さんと
ハンサム営業マンのカップル。
そんな華やかなムードをかき消す、巨大化した後輩M君。
わたしがこの受付さんにもっともお世話になったのは、亀男。
むかし、販売現場の癒しになればと思い、何気なく買ってみたゼニガメです。
このカメが生きてるうちに全戸完売しようと
営業たちは、気まぐれにエサをやり
水はにごり
心優しいこの受付女性がせっせと水換えをしてくれていました。
事業主さんもカメのためにパンを買ってきてくださったりで
マンションは完売。
カメも次に販売するモデルルームへ
私たちと一緒に引越した。
日に日にカメは巨大化したが
病気でもないのでよしとしようということになり
この物件の完売直前に、私は退職した。
そしてプロヴァンスコーポレーションに移って落ち着いたある日
前の会社の後輩たちが
次のモデルルームにて、カメを飼っていたことが原因で
事業主さんからお叱りを受けたという話を耳にした。
それはわたしのカメだ。
完売を導く幸運のカメなのだが、説明しにいくわけにもいかず
心の中でごめんやでと後輩たちにつぶやく。
心優しい後輩や受付さんたちが意志を引き継いで
飼ってくれている。
長期休暇中はこの受付さんが自宅に連れて帰り
家族中で育ててくれていた、亀男。
この家では非常に重宝されていて
みんなに写メを撮られ
甲羅をボディシャンプーで磨かれ
ふとんで冬眠するなど
ふつうのカメでは味わえないセレブな生活を送っていた。
亀男の巨大化は進み
マッチョな腕で水槽を脱走し
7階のベランダから落下した。
あきらめきれない受付マザーは
うちのカメを見かけたらご一報くださいと言って近所をまわり
1ヵ月後、植込みで動いているカメを自ら発見。
結婚式のとちゅう
花嫁のパパとママが、いつもお世話になってたみたいで・・・
と挨拶に回ってきてくれた。
こちらこそわたしのカメを面倒見てくれて・・・
心の中でつぶやく。
元気に暮らしていたのですが
今年のはじめ永眠したそうです。
この結婚はきっと
亀男の天国からのプレゼントです。